コープランド:クラリネット協奏曲

仕事の人間関係とかがとことんイヤになって帰ってきた日。

この曲が無性に聴きたくなりました。
コープランド:クラリネット協奏曲(フロスト/ラン・シュイ指揮マルメSO)

特に聴きたかったのは第一楽章。
ゆったりとしたテンポで、古き良きアメリカの、黄金に輝く夕暮れの草原のイメージ。
クラリネットの光の膜があたりの空気をやわらかく包み、
伴奏のハープの光の粒がときおりきらめく・・・・・涙が出るほど癒されます。

第二楽章はうって変わって都会の喧騒を思わせる曲想になってそれはそれで楽しいですが、
疲れた心にはやっぱり第一楽章が効きます。

ナクソスでは上に挙げた盤が一番好きですが、CDで持ってる盤も大好きです。
リチャード・ストルツマンのクラリネット、
マイケル・ティルソン・トーマス指揮ロンドン交響楽団。
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ナクソスの方は、楽章ごとに別トラックになってるので、続けて演奏する曲の場合「ブチッ」と切れちゃうのがとっても気に障る・・・・そういう場合はCD買えってことですね・・・・・^_^;

ところで、何度か続けてこの曲を聴くうちに、あることに思い当りました。
(★この先は私個人の勝手な思い込みで、根拠も裏付けもありませんのであしからず。)

それは、「この曲書いた人、クラリネットって楽器をよく知ってるなぁ」ってコト。
たとえば、冒頭でクラリネットが最初に出す音「ファ#」。
20091130_1.gif
この音、(普通の指使いで吹くと)音が横に広がるというか、他の音が「プー」「ポー」と発音するのに対し、この音は「ヘー」とか「ヒー」って音色になる。
クラリネット吹きにとってはとてもイヤな音なんです。
(奏者の技量とか楽器の個体差で程度の違いはありますが。)
でもこの曲の場合、あえてその効果を狙ってる?とも思えるような。
「ヘー」の発音が嫌な時は替え指を使ったりして回避しますが、この場面では、頭を切り替えて、あえて「ヘー」と発音しても、結構さまになるじゃん!と思うのですが、どうでしょう?

あと、二楽章への「つなぎ」の長いソロで出てくる、このモチーフ。
20091130_2.gif
実際楽器を持って吹いてみると、指の動きはそこそこ楽なのに、出てくる音はコロコロと転がって、すごく気持ちいい!
クラリネット吹きの人が書いたのかな?と、思ってしまいます。

この曲はベニー・グッドマンの委嘱を受けてコープランドが作曲したそうですが、
曲作りの過程で、グッドマンがあれこれ自由に吹いて見せて、それを聴いていたコープランドが「よし、そのモチーフ使おう!」・・・・てなやりとりとか、あったのかな?
と、勝手に想像してみたりしたのでした。
(コープランドとベニー・グッドマンの間に親交があったかどうかは、知りません)

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テーマ : クラシック - ジャンル : 音楽

Tag : クラシック ナクソス 鑑賞 クラリネット