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傘寿リサイタル

ちょっと時間が空いてしまいました。

前回の記事に書いたコンサート、昨年11月に盛会のうちに終了しました。
お世話になった社長の、80歳記念コンサート。
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前半は社長とご家族、音楽仲間たち(⬅私もその一人)によるソロやアンサンブルステージ。
後半は社長と仲間たちのジャズバンドによるステージ。

とても温かく、そして熱い会でした!

感銘したのは、社長の音楽と、音楽に向ける姿勢。
闘牛士のマンボを「念願の曲を今日やっと吹けて嬉しい」とか、鈴懸の径を「私の演奏は鈴木章治の真似に過ぎないんです」とか、なんとも腰の低いコメント。そして演奏も、まるで少年のように、音楽に向けてウキウキワクワクして取り組んでいる様に見え、でもそこは80歳の大ベテラン、紡がれる音楽は永年培った技術に裏打ちされ、説得力ハンパない!

さらにもうひとつ感銘したのが、社長の奥さんのクラリネット。奥さんは永年、社長と二人三脚、表でも裏でも支えて来た人生…。私も、奥さんには社長と同じくらいお世話になってきています。
奥さんのソロ演奏はシューベルトのアヴェ・マリア。発音の瞬間から人の心にスッと忍び込む音、そして同じ音でゆっくり伸ばす3拍のあいだに、心の深くまで沁み渡る…涙が出そうでした。
(失礼ながら)そこそこのお歳で、体力も落ちてるし、卓越したテクニックをお持ちなワケでもない。
それなのにこんなに心に沁みる音が出せるのは、どういうコトなんでしょうか。

音楽って何なのだろう。
音楽を演奏するってどういうことなんだろう。
演奏技術って何のためにあるのだろう。

普段演奏技術で四苦八苦し、技術的な出来不出来に右往左往してる私…それでいいのか私?…的な、そんなこんな色々、深~く考えてしまう機会でもありました。

当日の演奏、皆様にひとつだけご紹介します。
アンコール、メモリーズオブユーです。



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テーマ : 楽器 - ジャンル : 音楽

Tag : クラリネット 楽器 社長 演奏

Fleur de fete ~花の饗『演』~

先日、「花」をテーマにしたとても素敵な催しに、木5で参加させていただきました。



出演は…
フラワーアーティスト 柿本民子
ソプラノ 永田早智代
バリトン 大飼道雄
シンガー 今西彩花
ピアノ 大岩有里子
木管5重奏 クローバークインテット

↑どんなジャンルの、どんな催し!?…と、思うでしょ?(笑)

一言で言っちゃうと「異種間コラボ」なのですが

主催の方の「お花と音楽とで、何か一緒にやれたらいいね」との思い付きから、その思いに賛同する仲間(これもまた多彩なジャンルのパフォーマーたち)が集まり、なんとも豪華な文字通りの『饗演』が実現しました。

ソプラノ、バリトンご夫妻と木管5重奏による「カルメン」だったり
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木管5重奏の演奏をバックにトルソーをお花でドレスアップしていったり
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ドレスアップ完了。
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前半は歌とピアノとお花のコラボ。
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会場は声楽家ご夫妻の活動発信の場でもある「ラック ミュージックプレイス」。
沢山のお花と、お客様の笑顔が満ちあふれていました。

ラストは出演者全員での演奏。終演後にパシャリ。
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当日は台風の影響であいにくの雨でしたが、沢山のお客様に来ていただきました。

この催しは、「既存のスタイルのなにかを演じる」ではなく、「今ここに居る仲間たち、このメンバーで何が出来るだろう」「今まで経験したことのない素敵な何かが生まれるのではないか?」というところからスタートした、らしいです。
お互い見知らぬ世界の人同士、自分の持ち分を精一杯表現して、そのことでその人達と繋がっていく…これは自分の、世界も広がります!
素敵な何かは、確かに生まれました。夢のような体験でした。
お声かけいただいた主催の大岩様に感謝感謝です。

今回、木5と歌でオペラ曲をするにあたり、既存の(木5用編曲の)楽譜はそのままでなくちょっと手直ししたり、曲によってはまるまるオケスコから音拾って楽譜を作る作業を担当しました。(手直し分は口頭打ち合わせだけのつもりでしたが、楽譜には万全を期したかったので…前回の記事参照 笑)
録音聴いてみると、まるまる起こした曲は、やっぱり響きに不満が残るなー(^_^;)
編曲のノウハウとかそんなのを、もっと勉強したいなー、と、思った本番でもありました。

最後に、当日の動画、とりあえず木5だけでの演目をご紹介します。
プーランク作曲、ノヴェレッテ ハ長調。
クラの音と二の腕がデカいのは、カメラがすぐ横にあるせいですよ~(笑)







テーマ : クラシック - ジャンル : 音楽

Tag : クラリネット クラシック 本番 木管五重奏 楽譜 演奏

歯が抜けた話 その4

ワイヤーが取れた後の楽器演奏について。

初めのうちは特に、出来るだけ左前歯に負荷をかけないよう、力をかける必要があるときは右前歯のほうに頑張ってもらってました。マウスピースパッチの右前歯部分はすーぐ穴がほげましたねー(笑)。

あと上前歯に感じるマウスピースの抵抗が、以前は歯で感じていたのに対し、上顎の骨全体に感じるような気がして、それがキモチワルかったです。しばらくするとその感覚はなくなりましたが。

欠けの修復で上の歯の形が若干変わったこと、転倒の衝撃かワイヤーの影響かはわからないけど歯並びもどうやら少し変わってるっぽいこと、から、アンブシュアもそれに合わせて試行錯誤。

総じて「なるべく噛まない」ことに気を付けるようにし、慣れるまでちょっとかかりましたが特に不自由なく演奏することはできました。

音楽仲間からは「あんなヒドイ怪我の後なのに、こんなに早く元のように吹けるようになったんやね!」とよく言われました。

が。

「元のように」ではないのです。
「元以上に」なのです。

アルティッシモ音域(最高音域)の上のほうが、楽に出せるようになりました。
楽譜で言うと上加線4本の「ソ」よりも、さらに上の音。

以前からそのあたりの音は「力をかけちゃダメ。軽ーく吹いて出す」ものだと聞いていましたが、とても出せなかった。どうしても力んでしまって。

それが、歯の怪我をキッカケに「噛みすぎない」口で吹くようになると、そのあたりの音が出るようになりました。ホントに「軽ーく吹いて出す」感覚を、初めて体感…!
コレには自分でもびっくり。

歯の怪我がなければ、この感覚はつかめなかった(またはもっと時間がかかった)でしょう。

文字通り「転んでもタダでは起きない」というか「怪我の功名」というか、そんな言葉がぴったりの出来事…。

派手に転んだ割に、歯一本の他はどこにもダメージがなかったこと。
救急車を呼んでもらえて迅速な処置ができたこと。
落ちた歯を見つけてもらい、拾ってもらえたこと。
大学病院でいい歯医者さんにあたったこと。(⬅後で行った歯科医院ではこんな再植は自分には出来ない、と言われた)
ワイヤー固定の治療期間が、ちょうど大きな本番がない時期で、安心して養生できたこと。
歯はキレイにくっついたこと。
歯をかばった吹きかたが奏法の改善につながったこと。

とてつもないラッキーの組み合わせで、心置きなく楽器が吹ける今日があります。
関係したすべての人たちに、感謝してもしつくせない気持ちです。

ありがとうございました。


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Tag : クラリネット 演奏

お客さんに恵まれる楽団

8月終りのことですが

去年から何度か呼んでいただいている「遠方の吹奏楽団」からまたお声がかかり、
お手伝いに行ってきました。
今度は今までで一番の遠隔地(笑)の町にある、市民センターの小さなホールにて学童交流会での演奏です。

今回クラリネットは「社長」と私とムスメの3人のみ。(!)
しかも私とムスメの2人は、本番当日のリハから初めて参加、(!!)
曲によってはリハすらも「なし」でいきなり本番で初見の曲を吹く・・・(!!!)
という、世にもオソロしいミッションだったのでありました。

そんな感じの演奏会なので、楽団全体としての演奏もかなり傷だらけなものではありましたが、
それでも、とても感激したことがありました。

お客さんの反応です。

始めから終りまでとても楽しんでくれた様子で、プログラム1曲目から、
マーチには手拍子を入れてくれるわ、知ってる歌は一緒に歌ってくれるわで、
楽団員以上に演奏をもりたててくれました。

実はこの演奏会の様子、ICレコーダーで録っているのですが、
あとで聴き返しても、やっぱりお客さんが1番のパフォーマーでした。(笑)

思えばここの楽団での演奏はいつもこんな風・・・・なんでだろう?
指揮の「おだチャン先生」の人徳かしら?(笑)
だから、遠隔地で移動がキツくても、「また参加したい!」という気持ちになります。
やっぱり「お客さんが楽しんでくれる」ってのが、
一番の演奏家(プロアマ関係なく)冥利だと思うので。

その「お客さんが楽しんでくれている様子」を、1曲だけ紹介します。
「クラリネットをこわしちゃった」

演奏は吹奏楽ではなく、「楽器紹介」としてのクラリネットソロで、
吹きながら楽器を分解していく曲です(かの「インマー・クライナー」と同じ進行)。
クラリネットの「おじちゃん」は「社長」ことタッチャン古川。
今年73歳になるのに今も現役でジャズバンドを率いて九州各地を飛び回っているプロで、
演奏のクオリティには自信あり!(私が自慢してどーする・・・笑)
お客さんのパフォーマンスも最高!
この暖かい雰囲気をぜひお確かめください。


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Tag : 吹奏楽 クラリネット 演奏 本番 YouTube 社長

クラリネットポルカって何だ!

クラリネットを吹いてると、必ず行き当たる曲があります。

「クラリネット・ポルカ」。
教則本の後ろの方とか、曲集(楽譜)なんかにもよく載ってる、
クラリネット吹きにはおなじみの曲です。

・・・・が、この曲、「素性」がようわからんのです。

楽譜の作曲者には「ポーランド民謡」とだけ書いてあります。

演奏のテンポは、この曲、
クラリネットの「技巧を誇示する(?)」ような演奏のされ方をすることが多いので、
かなり早いテンポで、一般(の、クラリネット吹き)には認知されています。

本来の(踊るための)ポルカなら、
もっとゆっくりのんびりしたテンポでもいいんぢゃね?とも思うのですが・・・・

いったい「スタンダード」はどーなのかしら?

・・・・と思って、ナクソスで、探してみました。

ところが、さすが「民謡」。
「クラリネット・ポルカ」って名もそもそも俗称だろうし、なかなか見つかりません。

やっとひとつだけ、 ↓ こんなの、見つかりました。
Polka Deduchka (Polka Grandfather)
ベラルーシの音楽(ベラルーシ・ダルシマーの芸術)

曲名は、直訳すると「おじいさんのポルカ」?

聴いてみると、・・・・・おお、のどかでゆっくりしたテンポ!
ああやっぱり、これがスタンダードなのかなあ?

・・・・ところが、聴き進めるうちに、あれよあれよと加速してって・・・・

ひええええっ!!!
「おじいさん」恐るべし!(笑)

20091027rq.png

いや別に、吹いてる人がおじいさんでも、
そもそもこの演奏がスタンダードってわけでも、ないんでしょうけどね。
(でもコレ面白いよ。クラリネット吹き、必聴!)

結局「素性」は、謎のままなのです。

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テーマ : 楽器 - ジャンル : 音楽

Tag : クラリネット ポルカ 演奏 民謡 ナクソス

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