森繁久弥さん追悼

高校3年生のときでした。

その年の音楽の先生は随分変わった人(良く言えば芸術家肌)で、
授業内容もそのときの気分っつーか気まぐれだったように思います。
(そうでなかったらゴメンなさい、N先生!)

そんで、あるときの授業内容が、
視聴覚室で、ミュージカルの録画を観る、というもの。
1回だけじゃ時間足りなくて、3~4回に分けて観ました。

そのミュージカルが、森繁久弥主演「屋根の上のヴァイオリン弾き」。

圧倒されました。森繁のテヴィエ。

視聴覚室といってももう30年も前の、公立高校の設備だから、
テレビ(つかモニターね)画面は小さいし、音も良くないし。でも、

とてつもない存在感で、ガツーンと目の前に迫ってくるのです。
観終わった後、しばらく言葉も出ませんでした。

授業の内容はホントに「観るだけ」で、あとで感想文書くとか
意見を出し合うとかそんなのは一切なし。(・・・だったと思う。)
先生ナイス。
あの舞台でそんなコトするのは、はっきり言ってヤボ。
30年間あの衝撃を忘れないでいるってことが、
「音楽の授業」としては大成功だったんだと思います。

あの舞台、いつかもう一度観たいと思っていましたが、未だ観れず。
「ビデオコンテンツでも、売ってないのかな~・・・」
と思っていた矢先の、訃報でした。

屋根の上から、空の上へ。
そしていつまでも、その芸に触れた人の心の中で、
巨星であり続けるのだと、思います。

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Tag : 鑑賞 ミュージカル